Rich Copy での落とし穴

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Rich copy 4.0はとても優秀なツールの1つ。

PC入替え時に発揮してくれます。

ソフト自体はコピーをするだけのソフトなのですが、

コピーをする際に様々な条件を設定できるのです。

個人ユーザーではほとんど使う機会はないでしょうが、企業では使う機会はとても多くその認知度はかなり高い。

 

というのも、セキュリティの設定のコピーや、タイムスタンプの比較など、細かな設定ができるのです。

企業の規模が大きくなってくると共通サーバーなどに保存してある他部署のフォルダの閲覧権限などの設定をしていかないといけなくなってきます。それもフォルダごとに設定していくわけですからサーバーの移動時には手間がかかりすぎて1日で終わらなくなったりしてしまいます。

このRich Copyはフォルダごとにその細かく設定されたセキュリティ権限の設定もまるごとそのままコピーしてくれます。

 

ただし、このRich Copyには落とし穴が。

このセキュリティ権限のコピーはドメイン環境内で設定されたセキュリティ権限のみしかコピーがされません。

ドメイン環境外のワークグループ(MSHOMEやWORKGROUPなど)でのユーザーごとに設定されたセキュリティ権限はコピーがされません。

ドメイン環境とドメイン環境外を併用して使っている場合は注意が必要です。

 

でないと...移した当日にアクセスできません...なんてことが起きたりして大変なことになります。

テスト環境が用意できればよいのですが、最近のビッグデータになってくると容量も用意ができないこともしばしば。

この点さえ注意しておけば大丈夫だと思うので、この落とし穴だけには注意しましょう。

 

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このページは、playが2012年10月29日 21:54に書いたブログ記事です。

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